新大阪より新山口まで移動。山口線に乗り換え、１０分程で山口駅 に到着。 ひと乗り２００円の市内循環コミュニテイーバスに乗り、１５世紀に建立された瑠璃光寺へ 。 お寺のある 香山公園（日本庭園100選に入っている）一帯に茅葺き屋根の五重塔、瑠璃光寺、うぐいす張りの石畳や、更には幕末時　大久保利通、西郷隆盛、坂本竜馬らが　倒幕の密談を行った沈流亭がこの公園内に移築されている。 これらお寺や五重塔が京都や奈良でなく、山口にあることが興味深い。特にすっきりとした檜皮葺の屋根の五重塔は見応え有り。 津和野に寄る前に一見の価値ある香山公園一帯で所要時間は１−２時間程度。 この日は山口駅より一駅手前の湯田温泉に。一般道路沿いに旅館やホテルが林立している温泉街の雰囲気とは違った所でした。 西の雅　常磐に宿泊、食後のデザートをお部屋に配膳する心遣いに関心。

湯田温泉より山口線に乗り１時間で山陰の小京都と言われる 津和野に到着。２時間程度しか無かったので歩いて主要なポイントを巡りには時間がなく、駅前の レンタサイクル店を利用。 雨合羽も入って２時間５００円の利用料は良心的。お陰で津和野の町をじっくり見学出来、丁度花菖蒲が咲き誇り、堀割に鯉が泳ぐ風景で有名な 殿町通りや江戸時代城下町として栄えた郷愁に満ちた山陰の小京都を散策。さらには郊外の文豪 森鴎外の旧宅や墓所 のある永明寺、キリシタン信徒の霊を慰めているマリア聖堂等々もレンタサイクルのお陰で時間内で見学。 丁度お昼時になったので、 イタリアン　ポンム・スフレを発見し、昼食をトライ。期待以上にパスタは美味。小綺麗なレストランと若いオーナーの優しい接客態度に関心。 実は津和野は４０年ぶり二度目の訪問。殿町の鯉の余りの大きさにびっくり。観光客の餌が過剰では？と余計な心配をしてしまいました。以前に比べてもそれほど俗化されておらず 自然を守る地域の方々の努力が伺い知れました。 その後、バスで萩まで移動２時間。この移動には多少疲れましたね。 お昼頃より雨が降り続き、萩でも市内循環のまぁーるバス（ひと乗り１００円）を利用して観光。この日は城下町近くでバスを降り、 城下町を散策。幕末及び明治維新の中心的な人物が勉学に励んだ土地は都会の喧噪からは遠くかけ離れ新しい時代を切り開いていった若者には物足らない程の静かな城下町のたたずまいに多少の驚きを覚えました。 夜は、萩たなかホテルに宿泊。萩郊外の越ヶ浜海岸にあるホテルですが、東萩駅までの送迎があり、海岸も一望出来、接客サービスも良く特に食事（夕食も朝食も）がGood。